Chrome が 2014年01月に NPAPI プラグインをブロックする(らしい)件について
このエントリの賞味期限は 2014-04-01 です。
http://blog.chromium.org/2013/09/saying-goodbye-to-our-old-friend-npapi.html
http://jp.techcrunch.com/2013/09/24/20130923say-goodbye-to-npapi/
Google、NetscapeプラグインAPIを利用したプラグインを2014年1月からブロックへ。Silverlight、Unity等はホワイトリスト化
によると、2014年01月以降、古い NPAPI に基づいたプラグインをブロックするとの事です。
ここで言う「ブロック」とは、自動的に実行されず、ユーザが許可しなければ実行できないように隔離される状態を意味します。
または設定により、「完全に無視する」「許可を求める」「自由に実行できる」のいずれかを選択可能になるかもしれません。
Flash は既に、より新しい PPAPI に移行が完了しており、
http://news.mynavi.jp/news/2012/08/09/062/index.html
Win版Chrome、FlashのPPAPI移植完了 - 安全かつモダンに
今回の件の影響を受けないようですが、多くのプラグインはいまだに NPAPI で動作しているため、恐らく問題となるでしょう。
Chrome のアドレスバーに chrome://plugins/ と入力することでインストールされているプラグインの一覧を見ることができます。
このPCでは、以下のプラグインが NPAPI で動作していました。
- Microsoft Office for Mac SharePoint Browser Plug-in
- QuickTime Player
- ADB Daemon Plugin
- Screen Capture Extension Plugin
- AdobeAAMDetect
- Unity Player
- Silverlight
PPAPI 対応のブラグインを列挙する
JavaScript から PPAPI 対応のFlashが利用可能かを検出するには、DevTools から以下のコードを実行してみてください。
NPAPI と PPAPI を調べると色々と見つかります
未確認ですが、以下のようなお話もあるようです。幾つかは既に解決されているかもしれません。
- Chrome + PPAPI だと Surface でタッチイベントが送られない
- PPAPIタイプのFlashで音声再生が遅延する
- Pepper Flash: audio lag
- 遅延は Chrome 26 で若干改善しているようです